【清蓮日和】冷静になろう
転職先の、年下の男性社員にえらそうな口調で説教されて悔しいと
実はさっき、本泣きしていましたと、お客様はおっしゃいました。
そのお客様の誕生日と、お話しに使う言葉から、彼女がとても優秀だということは
すぐにわかりました。
彼女が本当に腹が立っていたのは、年下の男性社員にではありません。
自分に、です。
自分が情けないと思うよりも、誰かのせいにしたくなるものです。
私もしょっちゅう何かのせいにしたい。
お皿からお魚が落ちたら「この魚、まだ生きてる」と言ったりね←。
でもこの事象にいろんなメッセージがあることに氣付いてください。
まず、お客様はダメなのではない。
転職してまだ日が浅いので、わからないことが多いから、手際が悪くなるだけ。
今まで優秀だったので、そういうことを自分に許すことが出来ない。
年下と言うだけで、自分より知っている人をバカにしている。
今まで女性でもがんばってきたから、余計相手が男性であることが腹立たしい。
大事なのは、自分のプライドを満足させることではなく、
早く新しい仕事を覚えること。
もともと優秀なのだから、そのうち、なくてはならない人材になるということもお伝えしました。
その年下の男性社員はどうしてそんなに嫌な感じなのかということも、見えてきます。
彼は必死なのです。
多分彼はがんばってる人。
もともとあまり優秀じゃなかったと思われます。
余裕があるなら、そんなに嫌な態度をとる必要がないからです。
だから彼は常に不安が根底にあります。
嫌な態度を取ることで、不安とのバランスを取っているのです。
勿論彼は氣付いていません。
冷静になると、見えてくるものがものすごく多いんです。
同じ土俵に上りたい?
その時点で、自分の価値を下げることになります。
本当はね、その場でハグして、仲良くなることが一番の解決法なのですが、
一番難易度が高いですよね(^-^;
そんな時どうするか。
きっと呼吸が浅いです。だから深呼吸をなさってください。
10回くらいしてもいいくらい。
脳に酸素を送りましょう。
体の細胞にもね。
酸欠にいいことなんてないです。
それから、あなたの中心に自分が居るイメージ。
瞑想でなさるとより効果的ですが、
そうもいかないときは、イメージ。
あなたの優先順位はなんでした?
それを思い出すんです。
大丈夫。あなたは負けないよ。
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