【清蓮日和】お腹立ち日記

難しいことは承知之介

人に理由を預けているうちは解決しません。

あの人がこう言ったからとか、子どもがこれこれこうだから、

夫が何度言っても聞いてくれないから、

etc......etc......

それらはみんな人に理由を預けているのですよ。

むしろ彼らはこちらにヒントを与えてくれているのです。

ええ、勿論腹立たしいことは判っています。

本当に腹立たしい。思い通りに行かないから、本当にストレスがたまります。

でも、そこで自分に聞いてみてください。

どうしてそんなに腹が立つのか。

仲間の若い男の子が言ってました。

「他人は鏡だ。だからその人に鼻毛を見つけたら、自分もきっと鼻毛が出てるんだぜ。」

あはは。本当にそうかも。

そうじゃないときは、別のところから別のものが出ているのかも。

ええと、毛とは限りませんよ。

たとえば、いくら言っても判ってくれない人がいるとしますよね。

その人はどうしてわからないのでしょうか。

明らかに人に不快な思いをさせているのだとしたら、改善したほうがいいですよね?

でも改善しようとしない。

そもそもそのことに問題意識すら持たない。

ここに「気にする自分」と「気にしない他者」という二つの側面があります。

それは全然違うものなのでしょうか。

自分はどうして気にして、その人はどうして気にしないのか。

「あたりまえじゃないか、世の中というものは・・・」なんて、

モノのわかったオトナみたいなことはおっしゃらないで、

ちゃんと考えてみましょう。

子どものほうが賢いことだって、宇宙にはたくさんあるのですから。

例えば。

たとえばですよ?

小さい頃、自分が親からとってもとっても口酸っぱく言われたことだったからかもしれません。

たとえばそのことによって過去に大恥をかいたことがあるのかもしれません。

たとえばその逆の人をみて、素晴らしくって感動したからかもしれません。

理由はそれぞれです。

でも、多くの場合、そこに自分の癒されていない部分や我慢している部分というキーワードが隠れていたりするものです。

私は相談されたら、始めはそのことを言わないように氣をつけます。

辛いことのほうが多かったりしますし、

人から言われるよりも、自分で氣付いた方が大事ですし。

でも、ずっとフォーカスしないで、認めないで逃げてばかりいるのならば、

私は言います。

嫌な人だと思われても、こいつ嫌いだと思われても、その存在を示唆します。

大体言われちゃった人は私を嫌いになるかもしれないね。

私はお客様をひとりなくすのです。

だからもっといい言い方がないものかと思うけれど、

どうも性分らしく、なかなか上手く言えません。

先日もとうとうやってしまった・・・・。

自分に問題がリンクしていれば余計に上手く言えませんなぁ・・・。

だから余計、自分がハートから気付くためにも、口に出して言い、

自分の外側と内側の両方から、自分の放った言葉を聞くのです。

こちらにもそれは両刃の剣のように向かってくることがあります。

人のためだと思われるかもしれませんが、自分のためになることがすごく多いです。

その人の価値観で押し付けがましい話をされたときも腹立たしいですよね。

でもその人はもしかしたら、こちらのことを思って、

その人の立場においてベストな考え方でモノを言ってるかもしれないのです。

そしてこちらも別のところで、押し付けがましいことを言ってるのかもしれないのです。

感謝して怒りを手放し、まず自分の放ったエネルギーを省みたいと常々思っています。

・・・思っているんじゃがのう。

これがまた難しいんじゃよ。ははは。

だから出来なくても自分を責めないで下さい。

大事なのは継続してトライすることです。

始めから無理だからとトライもしないで人を責め続けるのは、

ええと、クーラーを切らないで1日出かけちゃったりすることないですか?

あれに似ています。

大きな損失。

なんの損失?

クーラーを切り忘れたときは電力というエネルギーの無駄ですよね。

あと電気代の無駄。

これが人間関係だったら、心の成長の損失。

大事な人とよりよい関係を保ちたかったら、

どうか少し立ち止まってもいいから、ご自分に問いかけてください。

「どうして私は腹が立つのか?」

いろんな対策はそれからです。


クーラーをよく切り忘れて、とうとうドアに「クーラー切った?」と貼紙をした清蓮から心をこめて。

埼玉、自分のことを好きになろう。楽しく暮らそう

エネルギーワークと石とアートを生業としております。 子育て、結婚・離婚問題、乳ガン・肝臓ガン、孤独感など、お話ししにいらしてください。

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